3-4-2 DiffuseScaleとSpecularScale
今回は、グローバルライティングのアンビエントライトや光の反射に関係する設定項目について学習していきましょう。
目次
グローバルライティングとは(復習)
プレース全体に影響する光をコントロールし、適切な表現を引き出すことをグローバルライティングといいます。
グローバルライティングを調節するには、”Lighting”サービスのプロパティを編集します。
サービスとは、事前にRobloxエンジンが用意している基本的な機能のことです。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/a751b230-944c-453b-b910-db9d5b18a203/55b9ebde01b00eff174a9bc28441566f.png)
“Lighting”サービスはエクスプローラーに事前に用意されています。
今回は、グローバルライティングのアンビエントライトや光の反射に関係する、”Lighting”サービスのプロパティについて見ていきましょう。
EnvironmentDiffuseScale
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/4e1122d3-f97a-4f5e-917b-278dab9d5608/4084d748579f4da2e6b00a6c55b2b1dc.png)
“EnvironmentDiffuseScale”ではアンビエントライトの明るさを0から1の数値で設定できます。
値を0にしても、完全にアンビエントライトを消すことはできません。
アンビエントライトはプレース内の物体を均一に照らすので、これによって陰影はできません。
EnvironmentSpecularScale
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/647600ce-9e78-4157-83d7-6b9ee5446025/95c3f2622861ce880c4fcbf902464518.png)
“EnvironmentSpecularScale”では反射光の強さを0から1の数値で設定できます。
値が0だと反射光は一切映らず、値を1にすると金属などのマテリアルをよりリアルに表現できます。