3-5 テクノロジー
今回は、グローバルライティングのレンダリング方法に関係する設定項目について学習していきましょう。
目次
グローバルライティングとは(復習)
プレース全体に影響する光をコントロールし、適切な表現を引き出すことをグローバルライティングといいます。
グローバルライティングを調節するには、”Lighting”サービスのプロパティを編集します。
サービスとは、事前にRobloxエンジンが用意している基本的な機能のことです。
“Lighting”サービスはエクスプローラーに事前に用意されています。
今回は、グローバルライティングのレンダリング方法に関係する、”Lighting”サービスのプロパティについて見ていきましょう。
Technology
“Technology”ではレンダリング方法の設定ができます。Robloxには以下の4つのレンダリング方法があります。
- Future
- ShadowMap
- Voxel
- Compatibility
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
Future
“Future”はRobloxのレンダリング方法の中で最も優れており、リアルな光と影を表現できますが、その分端末に負荷がかかります。”Future”を導入する際はラグに注意する必要があります。
ShadowMap
“ShadowMap”では太陽や月の光のディレクショナルライトによる影はリアルに表現しますが、その他のライトの処理には後述の”Voxel”を使用します。
デフォルトは”ShadowMap”に設定されています。
Voxel
1 Grid | 4×4 Studs |
“Voxel”では3D空間を4×4×4 Gridに分けて光と影の処理を計算するので、端末にかかる負荷は少ないですが、グラフィックのクオリティーは落ちます。
“Voxel”は、柔らかい影が特徴です。
Compatibility
“Compatibility”は互換性という意味で、古いシステムで作られたゲームが動くように作られたレンダリング方法なので、
これから新しいゲームを作る際には使用することは無いです。