5-2 スクリプトによる時間の制御
今回はスクリプトによる時間の制御方法について学習していきましょう。
目次
スクリプトの導入
3-4-1 ClockTimeとGeographicLatitudeでも解説したように、Lightingオブジェクトのプロパティからは詳細な設定ができないのですが、
スクリプトを利用することで時間の進む速さを制御して、太陽と月の動きをコントロールすることが可能です。
今回はRoblox公式のドキュメントで紹介されているスクリプトをコピー&ペーストして使用するので、スクリプトが書けなくても大丈夫です。
それでは一緒に始めていきましょう。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/aa39218b-5815-4b9e-aed2-af131c34682e/d43f37d7da4c5a12e5bb324243a30568.png)
エクスプローラーで”WorkSpace”のところにマウスカーソルをホバーすると出てくる+を押し、
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/3307b892-1fe3-4fbe-b5c1-bb99eb33c40b/9b188984d7aad12fe2aad315bbb1b372.png)
メニューから”Script”を選択します。するとWorkSpace直下にScriptが追加され、Scriptが開かれます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/dc141f9d-8250-4aa3-a028-b979cba86fd6/a144017d9dc41fa6dd3a856b256a6fe7.png)
デフォルトで書かれているスクリプトを全て削除して、何も書かれていない状態にしておきます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/dbcf357b-b53c-4475-98dc-76bd5d2ac2ba/feb37fb2c8652028838f1af3dfe2dab3.png)
こちらのRoblox公式ドキュメントのページからこのコードをコピーし、Scriptの中にペーストします。
簡単にこのスクリプトの仕組みを説明すると、
“TIME_SPEED”が大きいほど時間の進みは早くなり、
“START_TIME”で開始時刻を決めることができます。
また、”TIME_SPEED”に応じて太陽と月の動く速さも変化します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/4e003a69-c951-4717-a1ee-1d78f7a5b211/869640049a885be137554f4ba96d60d9.png)
設定が完了したら、テストプレイしてみましょう。
最後に
時間操作による太陽と月の動く速さの変化は、文章だけでは伝えることが難しいので是非ご自身で体験してみてください。
その際は、”TIME_SPEED”の値を大きめに設定すると、太陽と月の動きが速くなっているのが分かりやすいと思います。
スクリプトによる時間操作は簡単に行えるので、ゲームに合わせて調整できるようになると良いですね。