5-3-3 ColorとDecay

今回はAtmosphereオブジェクトのColorとDecayの設定について学習していきましょう。
目次

Atmosphereオブジェクト(復習)

Atmosphereオブジェクトを簡単に言い表すなら、”霧”を発生させることができる機能です。
Atmosphereオブジェクトは、Lightingオブジェクトの中に入れて使用します。Lithingオブジェクトの左側にある下矢印を選択して子のオブジェクトを表示させると、
デフォルトでAtmosphereオブジェクトが既に用意されていることがわかります。
Atmosphereオブジェクトのプロパティを編集するには、エクスプローラーでAtmosphereオブジェクトを選択しましょう。
今回はAtmosphereオブジェクトのプロパティの”Color””Decay”について見ていきましょう。

Color

“Color”では霧の色を設定できます。
画像では”Color”をオレンジに設定していますが、
適切な”Color”を使うことで汚染された空気や、砂埃などの色のついた空気の表現が可能です。
💡
7-3 ColorCorrectionでは、全体の色をフィルターのように変更する方法について学習します。

Decay

“Decay”では太陽の反対側の霧の色を設定できます。
これは”Haze””Glare”の値が0以上でなければ効果がないので注意しましょう。
“Color”と組み合わせて使用することで、霧の色をグラデーションにすることができます。