7-3 ColorCorrection
今回はポストプロセスのColorCorrectionの設定方法について学習していきましょう。
目次
ポストプロセスとは(復習)
ポストプロセス | レンダリング過程 |
---|---|
あり | 光→ポストプロセス→レンダリング* |
なし | 光→レンダリング* |
*レンダリングとは、Roblox Studioの3Dビューポートまたはプレイヤーのビューのことを指します。
3、4章のライティングでは”光”そのものの色や強さを設定しましたが、ポストプロセスでは既存の”光”を変えることなく、写真のフィルターのようにレンダリング前に加工を施すことができます。
ポストプロセスの設定方法
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/aa961c7a-393a-4085-993a-29a5470dbe20/9e9d8d02fcbe0adf86ad28e780d0963d.png)
ポストプロセスオブジェクトは、Lightingオブジェクトの中に入れて使用します。Lithingオブジェクトの左側にある下矢印を選択して子のオブジェクトを表示させると、
デフォルトで”Bloom”、”DepthOfField”、”SunRays”の3つのポストプロセスオブジェクトが用意されていることがわかります。
これ以外にも”Blur”と”ColorCorrection”というポストプロセスオブジェクトがあるのですが、これらを追加するためには
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/ef7858b1-4ea2-48da-9a6c-70744c7fbaee/299ae19357e462439a285c775ef42a45.png)
エクスプローラーで”Lighting”のところにマウスカーソルをホバーすると出てくる+を押し、
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/f2f2896f-5b0b-4191-bc57-91dc85509795/d1eda734c79be922de494015fe9c524c.png)
表示されるメニューから”Blur”または”ColorCorrection”を選択します。
それぞれのポストプロセスオブジェクトのプロパティを編集するには、エクスプローラーでポストプロセスオブジェクトを選択しましょう。
今回は”ColorCorrection”について解説します。
ColorCorrection
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/a5bc89f4-d052-4f3c-883e-a2b4ffdb1562/3895f6d000e3dbd1134aba72ab92cdc9.png)
“ColorCorrection”では、色味の修正ができます。
左側の画像が”ColorCorrection”で色味を修正し、薄い青色のフィルターをかけたものです。右側の画像が”ColorCorrection”なしの状態です。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/8130eb68-52a6-4c7c-b28f-04a61a679f9e/48681a8a4cb37951734a665a250b86e4.png)
こちらが”ColorCorrection”のプロパティです。
“Brightness”では明るさを、
“Contrast”では明暗のコントラストを、
“Saturation”では色の彩度を、
“TintColor”ではフィルターの色を
設定できます。
“Enable”では”ColorCorrection”を適用するかどうかを設定できます。チェックを外すと”ColorCorrection”なしになります。