8-3 サウンドグループの作成

今回はサウンドグループの活用方法について学習していきましょう。
目次

サウンドグループとは

サウンドグループを使うと、複数のサウンドオブジェクトを一括管理することができます。
一般的に、サウンドグループはSoundServiceで管理します。

サウンドグループの作成

サウンドグループを作成するには、エクスプローラーでSoundServiceにマウスをホバーすると出てくる+を押して、
メニューから”SoundGroup”を追加します。
追加したサウンドグループは、用途に応じた名前に変更しておきましょう。

サウンドオブジェクトをサウンドグループに紐付けする方法

サウンドグループはサウンドオブジェクトを、オブジェクトの親子関係によってグループにするのではなく、紐付けによってグループ化します。
これはサウンドオブジェクトの位置によって音源が変化してしまうのを防ぐためです。
サウンドオブジェクトをサウンドグループに紐付けするには、まずサウンドオブジェクトのプロパティの”SoundGroup”を選択します。
するとこのようにマウスカーソルが変化するので、この状態でエクスプローラーから紐付けしたいサウンドグループを選択します。
これで紐付けは完了です。

サウンドグループの音量をまとめて変更する方法

サウンドグループに含まれているサウンドオブジェクトの音量をまとめて変更するには、
サウンドグループのプロパティの”Volume”に0から10の値を設定します。
この設定では、サウンドオブジェクトの”Volume”の値にサウンドグループの”Volume”の値を乗算することでサウンドオブジェクトに紐付けされているサウンドオブジェクト全体の音量を調節します。
💡
例えば、サウンドオブジェクトの”Volume”が0.5、サウンドグループの”Volume”が0.5に設定されているときは、サウンドオブジェクトの実際の音量は0.25になります。
このように、サウンドグループを使用することで、
個々のサウンドオブジェクトの”Volume”の値を変更せずに、サウンドオブジェクト同士の相対的な音量を維持したまま、
全体の音量を調節することが可能になります。