9-2-6 ビームをカーブさせる
今回はビームのプロパティからビームをカーブさせる方法について学習していきましょう。
目次
ビームをカーブさせる方法
ビームをカーブさせるには、プロパティの”CurveSize0”と”CurveSize1”の値に-10から10までの数値を設定します。
“CurveSize0”と”CurveSize1”はそれぞれ”Attachment0”と”Attachment1”の側に対応しています。
ビームをカーブさせる際の注意点
この画像のビームは”CurveSize0”と”CurveSize1”がどちらも-10に設定されているにもかかわらず、ビームの形状は直線のままです。
これは、ビームの開始点と終了点がちょうど向かい合っている場合は、カーブが反映されないという特性によるものです。
こちらの画像のように、ビームの開始点と終了点がちょうど向かい合わないように位置を調整することで、カーブが反映されます。
また、デフォルトの設定のままだと、この画像のようにビームをカーブさせた際にカクカクしてしまいます。
これはビームのプロパティの”Segment”(分割数)がデフォルトでは10に設定されているのが原因です。
“Segment”の値を大きくすれば滑らかな曲線が得られますが、その分処理に負荷がかかることを忘れてはいけません。
“Segment”の値は、求められるグラフィックのクオリティに過不足のないように調節するのが良いです。
こちらの画像は”Segment”の値が20のものです。
先ほどの画像と見比べると、かなりカクカクした感じが抑えられているのがわかります。