2-5. チート行為と対策
チート行為と対策
チート行為の概要
チート行為とは、ゲーム内で不正な手段を使用して通常のプレイヤーが得られない利益やアドバンテージを得ることです。これにはパケットの改ざん、不正なスピードハック、壁抜け、リソースの不正取得などが含まれます。公平で楽しいプレイ環境を保持するためには、これらのチート行為に対する適切な対策が必要です。
Robloxにおけるチート対策の要点
Robloxでは、クライアントからの変更がRemoteEvent/RemoteFunctionsやNetworkOwnershipの物理制御を通じてサーバーに同期されます。このため、これらの手法を利用したチート行為に特に注意が必要です。例えば、RemoteEventのパケットの内容やプレイヤーの座標の変化について、サーバー側で不正がないか検証することが重要です。
チート行為の具体例と対策
以下がチート行為例とその対策です。
RemoteEventの悪用
- 概要: 不正なデータをRemoteEventを通じてサーバーに送信すること。
- 対策: RemoteEventを通じて受け取るデータに対してサーバー側で検証を行います。
クライアントの物理制御のハック
- 概要: クライアントが不正にゲームの物理法則を操作すること。
- 対策: プレイヤーの移動速度や位置をサーバー側で定期的に検証し、異常値をチェックします。
ゲームデータの改ざん
- 概要: スコアやキャラクターステータスなどのゲームデータを不正に変更すること。
- 対策: 重要なゲームデータはサーバー側で管理し、クライアントからの直接的な変更は行いません。
チート行為とその対策への留意事項
チート行為は常に進化しているため、開発者は新たなチート手法に対して警戒し、システムを更新し続ける必要があります。プレイヤーからの不正行為の報告システムを導入し、コミュニティと協力してチート行為を監視することも効果的です。また、チート行為が発見された場合の迅速な対応と、プレイヤーに対する透明なコミュニケーションも重要です。
チート行為への対策は可能な限り行うことが望ましいですが、ここにコストをかけすぎることも本来の開発目的とも異なります。要点を踏まえたコストとのバランスをとったチート対策をいれることを検討しましょう。
参照すべき情報
以下の公式ドキュメントに具体的な施策などが詳細に掲載されています。