2-8 マテリアル
今回はBlenderのマテリアルについて学習していきましょう。
目次
マテリアルの作成
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/5f5fdcd6-642c-4908-8545-6f9fa98b81a1/d719093393a19f6ebe8ab34397eeab8f.png)
マテリアルプロパティを開き、新規を選択してマテリアルを作成します。
Blenderの4つのシェーディング
Blenderには以下4つのシェーディングが用意されており、用途に応じて使い分けます。
- ワイヤーフレーム
- ソリッド
- マテリアルプレビュー
- レンダープレビュー
ワイヤーフレーム、ソリッドは主にモデリングの際に使用しますが、マテリアルが見た目に反映されません。
レンダープレビューでもマテリアルは見れますが、ライトを置いていないと薄暗くてマテリアルが確認しづらいので、
今回はマテリアルプレビューを選択しましょう。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/09f4ad9e-b3a9-46da-aec3-0270f6bd42a1/3e147fd58e3efd01842ce243f18651c3.png)
Z | シェーディングの変更 |
“Z”でシェーディングの切り替えができます。
プリンシプルBSDF
マテリアルはとても奥が深く、本来はシェーダーエディタでノードを組んで詳細に設定しますが、今回はプリンシプルBSDFの最低限の項目を厳選して解説していきます。
ベースカラー
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/0473053d-6196-413f-8572-bf7fab646884/e6492558e0fc409fd85bfd37c2792611.png)
ベースカラーでは、オブジェクトの色を変更できます。
メタリック
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/7c749f66-6510-4be1-a6f4-4ec44f71a26a/9bcabac4b6901c3baaa60cf06eea402a.png)
メタリックでは、金属の質感を表現できます。値が1に近いほど金属に近づきます。
スペキュラー
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/1029a60b-75cb-4494-8212-5d2fc0c6b0d0/31f24c6a1c6414c5480facf055bae67d.png)
スペキュラーでは、表面の光の反射を表現できます。値が1に近づくほど光をたくさん反射するようになります。
粗さ
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/5775acee-299e-4710-b1f3-3db03bd5e538/1b44b852e7f1a1118539b99d262401ff.png)
粗さでは、表面の粗さを表現できます。値が1に近づくほどザラザラした質感になります。
放射/放射の強さ
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/025c7d8d-ce52-4a62-a937-4208249e01be/cab155e7963f0cc96d5f7b067fae7ecb.png)
放射では、オブジェクトを光るようにできます。放射の強さの値が1に近づくほどより強く発光するようになります。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/d83ae360-f938-4a9e-bd9b-095dd5c96398/afce7b501c079096e07baeb2a925b39a.png)
放射をマテリアルプレビューで表示するためには、レンダープロパティからブルームを有効にする必要があります。
アルファ
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/5095c005-2100-46b9-b9bd-323bf0cab9bf/2efb6d881a336c94f109f3d06277bbc2.png)
アルファでは、オブジェクトの透明度を変更できます。値が0に近づくほど透明になります。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/devlox-academy/1d72468d-a9c3-42fe-92b9-cf6b87a62381/5cfb4debec3b5e87d9740a19eaa42df2.png)
アルファをマテリアルプレビューに表示するためには、マテリアルプロパティの設定からブレンドモードを不透明以外に変更する必要があります。