2-9 編集モード
今回はBlenderの編集モードについて学習していきましょう。
目次
編集モードとは
オブジェクトモードではオブジェクトの追加やトランスフォームができたのに対して、編集モードでは、メッシュを直接編集できます。
Tab | モード切り替え |
モード切り替えのショートカットは”Tab”です。
編集モードには三つの選択モードがあり、画面左上のアイコンから変更することができます。左から順番に、
- 頂点選択モード
- 辺選択モード
- 面選択モード
です。
トランスフォーム
G | 移動 |
S | 拡大縮小 |
R | 回転 |
頂点/辺/面はオブジェクトモードと同様に”G/S/R”でトランスフォームできます。
ループカット
ループカットは、オブジェクトに新しく辺ループを追加する機能です。
Control+R | ループカット |
“Control+R”でループカットをすると、このように黄色い線が出てきます。
マウスカーソルを動かして、ループカットを追加する方向を決めます。
黄色い線が出ているときにマウスホイールを動かすと、分割数の変更ができます。分割数を決めたら、左クリックで確定しましょう。
次にマウスカーソルを動かして分割する位置を決め、左クリックで確定しましょう。このとき右クリックを押すと、ちょうど真ん中の位置で分割されます。
また、分割数などの設定は操作確定後に画面左下に出るプロパティで調整できます。
ループカットができるのは四角面だけ!
頂点の数が4でない面が含まれていると、ループカットができないので注意しましょう。
ベベル
ベベルは、オブジェクトの角を丸くすることができます。
Control+B | ベベル |
“Control+B”を押してマウスカーソルを動かすと、ベベルの大きさを変えられます。マウスホイールを動かすとベベルの量(セグメント)を変更できます。
Control+B→V | 頂点ベベル |
また、”Control+B”の後に続けて”V”と入力すると頂点ベベルができます。
また、セグメントなどの設定は操作確定後に画面左下に出るプロパティで調整できます。
押し出し
押し出しは、頂点/辺/面から文字通り押し出して新しい頂点/辺/面を作る機能です。
E | 押し出し |
ショートカットは”E”です。
頂点/辺/面のいずれに対しても押し出しができます。
面の差し込み
面の差し込みは、既存の面の内側に新しい面を作ることができます。
I | 面の差し込み |
ショートカットは”I”です。
編集モードまとめ
G/S/R | トランスフォーム |
Control+R | ループカット |
Control+B | ベベル |
E | 押し出し |
I | 面の差し込み |
今回はたくさんのショートカットが登場しましたが、これらを使いこなせれば、かなりモデリングができるようになります。
しっかり復習して使いこなせるようになりましょう。